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今年上半期の万引き認知件数は61,014件-警察庁

警察庁が10日までにまとめた今年上半期(1~6月)で起きた万引き(窃盗の1つ手口)の認知件数は61,014件で、昨年同期の63,971件より、件数で2,957件減少、割合で4.6%減少していることが分かった。検挙件数は43,653件で、昨年同期の45,525件よりも1,872件減少、割合で4.1%減少だった。
万引きの検挙率は71.5%で、昨年同期の71.2%よりも0.3ポイント改善された。万引きの検挙人員は40,498人で、昨年同期の43,609人よりも3,111人少なく、割合では7.1%減少した。検挙人員のうちの少年(14歳以上20歳未満)の検挙人員は6,970人で、前年同期の8,507人より1,537人少なく、その割合は18.1%減だった。
このほかを見ると、今年上半期に全国で起きた刑法犯罪は59万1,321件で昨年同期より5.2%減り、12年連続の減少となった。このうち、殺人や強盗などの凶悪犯罪は3,300件余りと昨年同期より2.7%減ったほか、盗みも43万6,000件余りと5.9%減った。
一方、強制わいせつ事件は3,400件余りと2%増え、一昨年以降、3年連続で増加しているほか、増え続ける「振り込め詐欺」などの影響で、詐欺は1万9,500件と11.2%増え、とりわけインターネットオークションを悪用した詐欺は1,560件と昨年同期の2倍に増加した。
警察庁はスマートフォンの普及でネットオークションを利用する人たちも増加し、今後も被害が広がるおそれがあるとして、重点的な取締りを進めることにしている。


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