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豊橋市の「豊川堂」書店で電子書籍の試験販売

書店は減り続け、今年5月1日現在では13,943店で、1999年からの16年間に8,353店が減少し、このまま減少し続ければ2022年には1万店を割り込んで9,945店前後になると予測されている(アルメディア調べ)。そしてインターネットでの電子書籍の販売も拡大しているが、そういう中で既存の書店での取り扱いを検討するため愛知県の書店「豊川堂」(本店・豊橋市呉服町)で電子書籍の試験販売を始めた。
試験販売は、大手書店や出版社など13社が共同で全国の4つの店舗で始めたもので、そのうちの1つが豊橋駅の駅ビルにある豊川堂カルミア店。同店では、16日から本の作品名が書かれた電子書籍の購入用のカード約3,000枚が並べられた。カードの購入者は、タブレット端末などを使ってカードに記載された番号を入力して、インターネットから電子書籍をダウンロードする仕組みになっている。
同店では、購入者が紙の本と見比べながら電子書籍を購入できるほか、購入に際し現金や図書カードなども使えるとPRしている。試験販売を始めた「豊川堂」高須大輔専務は、「書店にとって、電子書籍の普及の波から逃げることができなくなっている。消費者に新たな提案の形として試験販売を始めた」と話している。
電子書籍の試験販売は、今年11月21日まで行われ、販売実績を検証することにしている。
※豊川堂(ほうせんどう)は、明治7年に創業し、書店を5店舗と2営業所、英語教室を2教室運営している。定期的に豊川堂オリジナルの「本屋の新聞」を発行し、店員の書評を紹介、「この一冊があなたの人生を豊かにします」をモットーに、日々読書推進に努めている。また外商部では、市内の学校、図書館、公共施設で教科書や教材の販売を行っているほか、市内全域の企業や店、自宅への配達も行っている。


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