夕張メロンの初競りが23日午前7時から札幌市中央卸売市場で行われた。今年は好天に恵まれ日照時間も長かったためメロンは順調に育ち、昨年の約5倍の246玉が初競りにかけられた。
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競りは威勢のいいかけ声とともに進み、編み目がくっきりと浮き出て丸みもあり形がよいメロンの値が瞬く間に上がり、2玉250万円で競り落とされた。
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これは夕張市が財政破たんし地元を応援しようという声が高まるなか行われた平成20年の初競りに並ぶ最も高い価格。最高値で競り落とした札幌市の食材卸会社の社長は「250万円の価値はあります。夕張メロンを通じて北海道の食のすばらしさを発信したい」と話していた。
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夕張メロンの出荷は来月中旬から最盛期を迎え、8月いっぱい続くという。
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