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事件解決に監視カメラが貢献-北九州市

北九州市が昨年設置した繁華街や幹線道路の監視カメラの映像で、実際に事件の解決につながったケースは昨年度1年間で149件にのぼることが13日、市のまとめでわかった。
北九州市では一昨年、暴力団排除に協力する飲食店関係者が切りつられる事件などが相次ぎ、市は昨年3月末に、小倉北区や黒崎地区の繁華街、市内の幹線道路にあわせて158台の監視カメラを設置した。
北九州市のまとめによると、これらを設置してから今年3月までの1年間に警察の依頼を受けて監視カメラの映像を提供したケースは217件にのぼり、このうち149件は容疑者の検挙など事件解決に役立ったとしている。
具体的には、殺人未遂やひき逃げ事件で、映像から容疑者や犯行内容の特定に役立ったケースや、当事者が一方的に暴力をふるわれたと主張していた傷害事件で、実際には双方が暴行を加えていたことがわかったケースなどがあるという。
北九州市は、監視カメラが犯罪の抑止や事件の解決に一定の効果を挙げていると分析していて、今後も適切な管理や運用に務めたいとしている。


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