香川県警は12日、県内の治安悪化に歯止めをかけようと、緊急かつ重点的に取り組むべき施策をまとめた「県警緊急治安対策プログラム」を発表した。 |
県内の刑法犯認知件数は11月末までに20,000件を超え、交通死亡事故件数も昨年を上回っている。また、外国人犯罪やサイバー犯罪、テロなどの早急な対策を要する新たな脅威もあることから、県民が安心して暮らせるよう同プログラムを来年から3年間実施する事となった。 |
プログラムの重点項目は(1)犯罪抑止のための総合対策の推進、(2)新たな脅威への対応、(3)総合的な交通事故抑止対策の推進、(4)治安基盤の整備など。空き交番の解消や警察官の増員、地域との連携強化を図ることなどが盛り込まれている。 |
県警はプログラムを実施することで、現在20.8%の犯罪検挙率を25%に引き上げ、刑法犯認知件数を03年度と同水準に保ちたいという。 |