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閣議と閣僚懇の議事録を4月1日から作成、3週間前後で公開－政府 政府は4日、閣議と閣僚懇談会の議事録を4月1日から作成し、公開する方針を決めた。菅官房長官は4日午前の記者会見で、公開時期について「閣議後、3週間前後だ」と説明した。議事録の作成と公開は閣議決定で実施し、公文書管理法の改正は見送る方針も明らかにした。 これに関連し、安倍首相は4日午前の参院予算委員会で「効力はその後の内閣にも及ぶのが原則だ」と指摘。議事録の作成と公開は安倍内閣以降にも適用されるとの認識を示した。 内閣制度が創設されて以来、閣議の議事録作成を定めた規定はなかったが、特定秘密保護法のとりまとめに絡んで公明党が議事録の公開を検討するよう要請。安倍首相は昨年10月、参院本会議で公文書管理法改正案の提出に言及した。菅氏は会見で、同法改正を見送った理由について「現行法の中で速やかに公表した方が、説明責任という観点から理解してもらえるとの結論に至った」と説明した。