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長崎県警が地元大学生を少年警察ボランティアに委嘱

長崎県警は11日、大学生21人を少年警察ボランティア「学生サポーター」に委嘱した。7月に長崎市で発生した中学1年生による男児誘拐殺人事件をきっかけに、少年による重大事件防止対策の一環として呼びかけ実現したもの。
委嘱されたのは、長崎大の16人と長崎外国語大の5人。県警の少年補導担当職員と一緒に街頭補導に参加したり、非行防止キャンペーンを手伝ったりする。長崎県警では、少年と年齢が近く、心情を理解しやすい立場の学生たちの協力で非行防止が進むと期待している。
長崎県警本部で行われた交付式で、学生に腕章と委嘱状を手渡した出原健三・本部長は「学校生活など忙しいなかでの参加に感謝します。少年犯罪が多発化、凶暴化しており、1件でも少年犯罪が少なくなるよう協力をお願いします」とあいさつした。
これに対し、学生を代表して長崎外国語大3年の野口美香さん(20)が「学生の立場を生かし兄弟姉妹的な感覚でボランティア活動に参加し、微力ながら貢献したいと考えています」と活動宣言文を読み上げた。
この後、学生たちは最初の活動として殺害された種元駿(しゅん)ちゃん(当時4歳)が遺体で発見された長崎市万才町の立体駐車場を訪れて献花し、冥福を祈った。


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