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松下電器産業が、家電機器のコントロールと異常時の見守り安心システムを9月から発売へ
松下電器産業(株)ホームアプライアンスグループ*3は、「くらしステーション」(宅内情報コントロール端末)や携帯電話を通して、白物ネット家電機器(エアコン、冷蔵庫、洗濯機、オーブンレンジ)をコントロールしたり、「見守り安心センサー」が異常時に警報をすることによって、くらしをサポートするホームネットワーク家電システム「くらしネット」を9月1日より受注開始する。
「くらしネット」は、エコーネット準拠の「小電力無線」技術*1により「くらしステーション」を介して機器がネットワークにつながり、宅内の機器を制御したり、また「くらしステーション」が、インターネットで同社のセンターサーバー(くらし環境情報センター)から種々の情報やデータを送受信し、必要な情報を 提供する。
具体的には、
(1)家電機器の集中制御やモニタリング、また機器にソフト機能を付加する情報のダウンロード、さらには、携帯電話を通じて外出先からコントロールができる「ネット家電サービス」
(2)見守り安心センサー(最大設置台数16台)により、外部からの侵入など異常時に警報や通報を行う「見守り安心サービス」
(3)同社のセンターサーバー(くらし環境情報センター)からのくらし情報の受信などのサービスが利用できる。
本商品は、7月19日より、大阪OBPの同社設備ショールーム「リビングプラザ」で展示する。
パソコンや携帯電話のネットワーク化が進み、家庭内の機器がネットワークに接続される技術的・社会的環境が整ってきた一方、少子高齢化、女性の社会進出の進展などくらし環境が変化する中、個々人に合わせた情報の活用や、外出先からの遠隔操作、留守宅のセキュリティなどに期待が高まっている。
同社は「くらしステーション」を介して、人と社会をつなぐネットワーク環境を実現し、お客一人ひとりのライフスタイルに合わせた新しいくらしの提案を通じ、安心で便利な楽しいくらしの実現に貢献することにしている。
主な特長は次のとおり。
1.省電力のエコーネット準拠「小電力無線」で、施工が簡単な宅内ネットワークを実現
「くらしステーション」と各機器間を通信する無線モジュールは、生活機器用ホームネットワークの統一規格であるエコーネットに準拠した「小電力無線」技術*1に基づき開発した。電池でも駆動できる省電力で、小型なため機器への装着が容易なことに加え、無線のため、施工も比較的簡単にでき、家一軒をカバーできる通信エリアを持つ経済的でフレキシブルなシステムである。
2.「くらしステーション」による宅内ネットワークコントロールと携帯電話を通じた宅外との情報送受信
「くらしステーション」を介し、機器がネットワークに繋がり、機器の集中制御、モニタリング、遠隔操作、必要な情報のダウンロードなどができる。
3.「見守り安心端末」による、外部侵入などの異常監視と警報通知(通報先は最大5ケ所まで)
(1)窓やドア、居室などの家のすみずみに設置した防犯センサー「見守り安心端末」で、窓などの開閉を検知し、外部からの侵入などを警報で知らせるとともに、お出かけ時には携帯電話や予め設定した連絡先に通報できる。
(2)緊急コールリモコンを居室やトイレに設置することで、まわりに異常を知らせたり、携帯電話や設定した連絡先にも同時に通報ができるので、家族の異常時などに
も役立つ。
4.くらし情報の提供
天気予報、ニュースなどの生活情報がくらしステーションの画面で手軽にチェックできる。今後、順次、地域情報などのくらしに役立つ情報を提供する。
*1.昨年7月に発表した日立H&L(株)との「白物ネット家電」共同開発の技術
*2.くらしステーションと、見守り安心端末8台(緊急コールリモコン、設定/解除リモコン各1台と開閉センサー5台、人感センサー1台)接続の場合
*3.松下ホームアプライアンス社、空調社、松下冷機(株)、松下設備システム(株)、松下食品システム(株)
◆問い合わせ先=松下電器産業 松下ホームアプライアンス社 経営戦略グループくらしネットワーク事業推進室(電話:0743-56-0320)


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