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顔認証システム利用の万引き防止監視システムを開発し販売
~CLOVERS(クローバーズ)㈱が「LYKAON8リカオン)」を発表~

システム開発・構築、ホームページの集客サービスなどを行うCLOVERS(クローバーズ)㈱=本社:東京都渋谷区)は14日、業界初となる顔認証システムを利用した万引き防止監視システム「LYKAON(リカオン)」を開発し販売を開始したと発表した。同社は、「LYKAON」は業界初の高性能な顔認証システムを利用したもので、店舗で不審者や万引き常習者の顔認証データを検知し、登録するとともに、その情報を基に再来店の際にはリアルタイムで警告するとしている。
さらに、スマーフォンアプリとの連動によって、広い店内のどこにいても登録者の来店をPUSH配信で受信可能となるという。また、LYKAON share(リカオンシェア)で導入店間で任意に登録者情報の共有も可能としている。同社は、顔認証万引き防止システム「LYKAON」を導入することにより、窃盗グループ、万引き常習者の再犯の未然防止に寄与するとしている。
同社では、顔認証万引き防止監視システム「LYKAON」を、高性能監視カメラ、検知アラートのパッケージとして小売業店主など中堅・中小事業に提供して行くとしている。1システムで4台の監視カメラによる顔認証が実施可能となり、監視カメラのズーム機能を利用して顔認証をすることによって20メートル離れた距離でも顔検知、顔認証が可能としている。また、年齢推定機能、性別推定機能も付加されている。
「LYKAON」の特徴は次のとおり。
1.「顔認証」においては、監視カメラで撮影した来店者の顔データを蓄積し、防犯に必要な顔データを簡単に登録する。
2.登録後に登録該当者が監視カメラの映像に映されることで「警告」として表示、「顔認証率」「登録カテゴリ例:万引き常習者、注意人物等」「顔認証日時」を検出することが可能。認証精度も高く98%以上の認証率で登録該当者との照合結果を検出する。
3.「スマートフォン・アプリ連動」として、システムを稼働させているパソコンや監視カメラの前にいない場合でも、店内で巡回しているスタッフが「LYKAONアプリ」をダウンロードしたスマートフォンを携帯していることで、顔認証した登録該当者の情報をPUSH配信としてリアルタイム検知が可能。
4.大型ショッピングモール、大型ホームセンターでもスマートフォンの保有さえあれば、スタッフが店内のどこにいても防犯意識を高めた接客応対ができる。
5.従来の万引き防止システムでは、万引きの事象発生後に録画防犯カメラ映像を見返すという後発的な対策が主であるが、リアルタイムPUSH配信により応対もスムーズに適切な万引き防犯対策が可能となる。
6.登録した顔認証データを「LYKAON share」(共有システム)を使って導入店間で共有することで、窃盗グループ集団、万引き常習者の危険性を、別の店舗にて顔認証検知が可能である。チェーン店、地域の小売業協会が防犯意識を高めている現在、これを共有することで適切なスタッフ応対で初犯を防止することに貢献する。
7.自店のみで検知する登録データか、もしくは「LYKAON share」に登録するかを、ユーザー店舗が任意に設定し、要注意重要人物のみを「LYKAON share」に集約し、登録データを共有することで未然の防犯や従来までの万引き防止システムでは解決できなかった問題を解消していく動きを店舗スタッフ全体で行動することができる。


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