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昨年末で国の借金1017兆円＝1人800万円、過去最大―財務省 財務省は10日、国債や借入金などの残高を合計した「国の借金」が13年末時点で1,017兆9,459億円に膨らんだと発表した。前回公表の13年9月末からの3ヶ月間で6兆7,673億円増加した。年金や介護といった社会保障費の伸びを背景に、借金は過去最大を更新し続けている。日本の厳しい財政事情が改めて浮き彫りになった。 14年1月1日時点の推計人口(1億2,722万人)で割ると、国民1人当たりの借金は約800万円になる。 内訳は、普通国債が9月末比11兆8,534億円増の739兆6,775億円。特殊法人に貸す資金を調達する財投債が2兆2,128億円減の103兆2,958億円、借入金が6337億円増の55兆2,344億円、政府短期証券が3兆3,398億円減の113兆6,285億円など。