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昨年、殺人事件1千件下回る、戦後初=窃盗は40年ぶり90万件台 |
全国の警察が昨(13)年に認知した殺人事件は未遂も含めて939件で、現行の統計を取り始めた終戦翌年の1946年以来初めて1,000件を下回ったことが9日、警察庁のまとめ(暫定値)で分かった。窃盗事件も1973年以来40年ぶりに100万件を下回り、刑法犯全体の認知件数は11年連続で減少した。
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殺人事件は54年の3,081件をピークに増減を繰り返しながら減少傾向が続いている。昨年は前年より91件(8.8%)少ない939件で、5年連続の減少。警察庁は「確たる理由は分からないが、戦後間もない頃と比べて社会が豊かになり、治安も良くなったことが考えられる」と分析している。
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空き巣や乗り物盗、ひったくりなど窃盗事件は98万6,309件で、5万4,138件(5.2%)減少。02年に過去最多の約237万件となった後、11年連続で減った。
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