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秋田県警が子供への声かけ多発で防犯ブザーやメール広報

15歳以下の子供が連れ去られる事件が全国で相次いでいるが、秋田県内でも女子生徒らが不審者に声をかけられるケースが多発している。そのため秋田県警はパソコンの電子メールを利用した学校への情報提供などの防犯対策を行っている。県内各市町村や学校も子供たちに防犯ブザーを携帯させるなどして警戒している。
秋田県教育庁義務教育課などによると、今年度に県内の小中学校から報告された児童、生徒に対する声かけ事案の件数は、10月末時点で既に10数件にのぼり、年間数件の例年を上回っている。秋田市内では11月、女子高生が不審な男に声をかけられ腕をつかまれたりする事案が3件あった。
このため、秋田県警少年課は8月末から、県内の小中学校、高校などに、声かけ、わいせつ事案の発生状況や対策などを電子メールで広報する試みをはじめるとともに、警察官らが小学校などを訪問し、不審者に声をかけられた時の対処法を寸劇などを交えて教える活動も続けている。
県内市町村や学校も独自の対策を行っている。鷹巣町は昨年度、昭和、井川両町は今年度に町内の小中学校に携帯用の防犯ブザーを無料支給した。来年度は新たに9町村が支給を検討している。別の18小中学校もブザーを支給しており、さらに89校で来年度に支給する方針である。


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