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無施錠の自転車には警備員が鍵かけます-滋賀県警
~鍵かけの大切さを理解してもらおうと取り組む~

滋賀県警は29日、鍵をかけずに駐輪されている自転車に、警備会社の社員が鍵をかけて盗難防止を呼びかける全国でも珍しい取り組みを草津市内で行うとして「開始式」を行った。これは同県警がJR草津駅の近くにある商業施設で実施するもので、鍵をかけずに駐輪されている自転車を見つけたら、警察から委託された警備会社が持ち主の許可を得ていなくても鍵をかけて盗難を防ごうという。
29日の「開始式」には、警察や警備会社の関係者などが集まり、はじめに草津署の田中潤三署長が「自転車に鍵をかけないことが習慣になっている人もいるため、粘り強く、取り組みを行ってほしい」と挨拶した。
これに対し、警備会社の社員が「1人でも多くの人に鍵かけの大切さを理解してもらえるよう積極的に取り組みます」と決意を述べた。
この取り組みは、来月から来年3月末まで行われる予定で、担当者は鍵をはずす際、自転車の持ち主に、なぜ鍵をかけなかったか調査したり鍵をかけるよう呼びかけたりすることにしている。
同県警によると、県内の刑法犯罪のうち約20%が自転車の盗難で、今回のような取り組みは、全国でも珍しいという。同県警・生活安全企画課の川島聡参事官は「鍵はかけるものという防犯意識を高めてもらい、安心安全な滋賀県になるようご協力を頂きたい」などと呼びかけていた。


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