横浜市緑区のＪＲの踏切で高齢者の男性を助けようとして死亡した村田奈津恵さん(40)の通夜が同区内の斎場で営まれたが、これに先だって菅官房長官が斎場を訪れ、「人命を重んずる真に勇気ある行為を心からたたえる」とした安倍総理大臣の感謝状を遺族に手渡した。
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村田奈津恵さんは今月1日、横浜市緑区でＪＲ横浜線の踏切の中にいた74歳の男性を助けようとして電車にはねられて死亡した。
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菅官房長官は村田さんの通夜が営まれるのに先だって斎場を訪れ、焼香したあと安倍総理大臣の感謝状を読み上げて遺族に手渡した。
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感謝状には「線路に倒れていた方を、身の危険が伴うにも関わらず救出しようとして尊い命を犠牲にされました。あなたの人命を重んずる真に勇気ある行為を心からたたえるとともに、謹んで深く弔意を表します」と記され、村田さんの行為をたたえている。
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これに対し父親の惠弘さんは、「ありがとうございました」と述べ、感謝状を額に入れて祭壇の前に飾ったという。
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また政府は、人命救助活動で功績があったとして紅綬褒章と銀杯を贈った。 このほか神奈川県知事、横浜市長、県警本部長、緑署長からの感謝状が家族に手渡された。
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