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昨年の都内の万引き検挙の高齢者の割合が過去最大/警視庁 東京都内で昨年1年間、万引き容疑で検挙された高齢者の割合が過去最大だったことが警視庁のまとめで29日わかった。詳細な統計がある1989年以降、未成年者の割合を初めて上回った。2012年に万引きの疑いで検挙した人数は計1万3,533人。このうち65歳以上の高齢者は3,321人と全体の24.5％を占めた。一方、未成年者は3,195人(23.6％)だった。昨年万引き容疑で検挙した高齢者は02年の7倍以上。警視庁生活安全総務課は「生活困窮や孤独感といった背景があるとみられる。地域で高齢者を孤立させないよう取り組むことが重要だ」としている。