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生活保護216万1,053人=今年3月、過去最多を更新-厚労省

厚生労働省は12日、今年3月に全国で生活保護を受けた人が前月比5,835人増の216万1,053人となり、11ヶ月連続で過去最多を更新したと発表した。受給世帯も157万8,628世帯と過去最多だった。
世帯別では、65歳以上の高齢者世帯が70万4442世帯と最も多く、次いで、働ける世代を含む「その他の世帯」が28万8,483世帯、傷病者世帯が28万7,934世帯だった。
東日本大震災の被災者の生活保護受給世帯は、11年3月から今年4月までの累計で1,580世帯。
厚労省は、保護から脱却するための就労促進対策などを盛り込んだ生活保護法改正案を今国会に提出している。 

生活保護の受給者が増え続ける一方では、水道・ガスの供給が8年間停止となり、父親の遺体を数ヶ月放置していたとして12日、新潟県警・秋葉署が52歳の男を死体遺棄容疑で逮捕していたことがわかった。男は生活に困って生活保護を不正受給していた疑いもある。
男は約10年間定職に就いておらず、自宅の水道とガスが少なくとも8年間止められていたという。男は「父親の死亡後に年金を引き出した」と供述。同署は生活に困っていた男が父親の年金を生活費に充てるため死亡届を出さなかった可能性があるとみて詐欺容疑も視野に調べている。
男は今年2月頃、自宅で父親(当時78)が死亡しているのを発見したのに今月2日まで放置したとして5日に逮捕された。遺体は傷みがひどく、死因は分かっていない。


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