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山口県で万引き防止対策の協議会開催

山口県内の約400のデパートやスーパーマーケットなどの店長や警察などで作る「県デパート・スーパー等防犯協議会」(1987年発足)が10日、県警本部で開催された。少年の非行が増えると懸念される夏休みを前に、万引きを防止するための取り組みについて話し合うもので、約40名が出席した。
会議では、はじめに安部賢治会長代行が「去年、山口県では検挙、補導された少年が減少し、万引きによる非行も減少して大変うれしい」と挨拶した。協議会では、地元の中高生が店員や警察官などと一緒に店内を見回る活動に取り組んでいて、この活動を「点検」と「抑止」を意味する2つのチェックという英単語の頭文字を取って「CC作戦」と呼んでいる。
会議では、CC作戦に参加した生徒による「小物は店員の目が届くレジの近くに置くべきではないか」などの意見を生かして、陳列の仕方や防犯設備を改善してきたことなどが報告された。
そうした取り組みの結果、昨年、県内で20歳未満の少年が万引きで検挙・補導された件数は332件と、前の年よりも112件減少したということで、今後も店と地域、警察などが連携を深めていくことを確認した。
安部会長代行は「今後も中高生の目で店内の問題点をチェックしてもらい、万引き抑止につなげていきたい」と話した。


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