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蒼国来の復帰は名古屋場所から

日本相撲協会は、八百長問題で解雇処分とした元幕内の蒼国来について、今年7月の名古屋場所から復帰させることを決めた。
元幕内の蒼国来は、八百長に関与したとして、一昨年4月に相撲協会から引退勧告を受け、その後、解雇処分となっていた。蒼国来は一貫して八百長を否定し、相撲協会に対して土俵への復帰を求める訴えを起こした。この裁判で先月、東京地裁は「いわゆる『無気力相撲』と認めることはできない」と指摘し、解雇を無効として幕内力士の地位にあることを認めた。
判決を受けて相撲協会は、3日午後から臨時の理事会を開いて対応を検討した結果、控訴を断念して蒼国来の土俵への復帰を認めることを決めた。
理事会のあとの記者会見で、相撲協会の八角広報部長が「2度とこのような不幸なことが起こらないよう原因究明に当たる。蒼国来には、より一層ファンを魅了する相撲を取ることを期待します」とする北の湖理事長のコメントを読み上げ、蒼国来を今年7月の名古屋場所で元の地位の西前頭15枚目として復帰させることを明らかにした。また、八角親方は、北の湖理事長が理事会後に直接蒼国来に謝罪したことも明らかにした。
蒼国来は、今月27日に行われる横綱審議委員会の稽古総見が、復帰が認められたあと最初の公式行事になるという。


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