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兵庫県警・加西署と加西市防犯協が不審者情報などネットで発信

兵庫県警・加西署と加西市防犯協会は、犯罪の発生件数や不審者情報をFAXやeメールで知らせる「安全・安心ネットワーク」を作り、5日から運用を始めた。犯罪予防や事故防止のため、情報を即座に知らせるのが狙いで、公共施設や区長宅など、市内約310ヵ所に情報を流す。
配信内容は、空き巣や車上荒らし、交通事故などの発生状況や防犯対策の注意点、悪徳商法の手口など。緊急の場合は約十分間ですべてに情報を流すことができる。これまでは、自治会の回覧や掲示板で注意を呼びかけていた。情報の送り先は、学校などの公共施設や区長宅のほか、金融機関、ガソリンスタンド、バス営業所、スーパー、宿泊施設など。区長は受け取った情報を、町内放送や有線放送で地域内の住民に伝える。兵庫県警本部は「銀行やコンビニ店など、業種別に情報発信したケースはあったが、市内全域を網羅した大規模なネットワークは県内では例がない」としている。
同ネットワークは今後、事業所などの受信先を増やしていく。また、情報発信するだけでなく、積極的に市民からの情報提供にも応じられるようにし、犯人逮捕に結びつく情報収集などにも活用を広げていく方針である。西田利男署長は「ネットワークを通じた情報提供で、市民の皆さんに防犯意識を高めてもらえれば」と話している。


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