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昨年の偽造品摘発が過去最高2万6,000件、中国発に集中 |
財務省は1日、昨年1年間の税関によるコピー商品など知的財産権の侵害物品の摘発状況を発表した。輸入の差し止め件数は前年比14.3%増の2万6,607件と、過去最高を記録。摘発した物品数は53.5%増の111万7,592点に急増した。被害額は正規品の価格に換算すると約195億円に上る。
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輸出元を国別にみると、中国が件数ベースで全体の94.0%を占め、8年連続トップ。前年の91.2%からさらに上昇し、財務省は「中国への一極化が進んでいる」(関税局)とみている。以下は香港2.7%、フィリピン1.2%と続いた。
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