Secure-japan
header


診断
犯罪事例
セキュリティ情報
このサイトについて
  

鹿児島中央署が万引きは「早めの声掛けを」と呼びかけ

万引きの現状や対策について関係機関が話し合う会議が鹿児島市で12日開かれ、担当の警察官が支払い前の商品をポケットなどに入れた時点ですぐに声掛けを行うよう呼びかけた。この会議は、鹿児島市の鹿児島中央署が重大犯罪へのきっかけとなることが多い万引きをなくそうと年に2回開いている。
鹿児島中央署で開かれた12日の会議には商業施設や学校の関係者、それに警察官など約30人が出席した。田中信夫署長が「万引きは窃盗の中で乗り物の盗難に次いで2番目に多い犯罪で、関係機関と連携し1件でも少なくなるよう取り組みを進めていきたい」と挨拶した。
この後、担当の警察官から店の従業員などが万引きの現場を目撃しても店の外に出てから声を掛けようとするケースが多いため他の業務が行えなかったり犯人を見逃したりするなどの問題が生じていることが説明された。
このため担当の警察官は支払い前の商品をポケットなどに隠した時点で声掛けを行い警察に通報するよう商業施設の関係者などに求めた。会議のあと、商業施設の防犯担当者は「犯人が商品を隠した時点で声掛けを行うよう、社員に指導を徹底していきたい」と話していた。


footer