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富山県砺波市の7小学校が全児童に笛やブザーを地域で購入し連れ去りの備え

不審者が子どもに声を掛け、連れ去る被害を防ぐため富山県砺波市内の小学校7校のうち5校が4日までに、防犯ブザーや笛を全校児童に持たせた。残る2校も年内に装備する。PTAや教育振興会、地区防犯協会が購入し、児童に与えて防備態勢を整えるもので、児童が犯罪に巻き込まれないことを願う保護者や地域住民の思いが込められている。
砺波市内では砺波署などに届け出があった事例だけでも4月以降、市街地を中心に不審者が自動車に乗るよう誘いを掛けたり、つきまとい、写真撮影が計10件発生し、市小・中・高校生徒指導連絡協議会が9月に緊急会議を開き、各校代表に注意を呼び掛けた。
こうした状況下、庄南小では校区の庄下、中野、太田の3地区防犯協会が笛を用意し、7月から順次、児童に渡した。さらに10月から12月にかけ、砺波東部小では防犯協会と教育振興会、出町小と砺波北部小ではPTAが笛、鷹栖小ではPTAがブザーをそろえた。残る庄東小でもPTAが数日中に笛を、砺波南部小ではPTAが業者に注文したブザーが届き次第、児童に配布する予定である。


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