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顔認証カメラなど使用し検問機械化で実証試験―成田空港 |
成田国際空港会社の夏目誠社長は25日の記者会見で、同空港で開港以来、来訪者全員に対して行っている検問の機械化に向け、顔認証カメラなどを使った実証試験を今年度中にもスタートさせたいとの考えを示した。千葉県警などと協議した上で詳細を詰める。夏目社長は「まずは鉄道(利用者への検問)から先行させたい」と述べた。
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激しい反対運動の中で開港した同空港は、国内の空港で唯一、検問所で来訪者に身分証の提示を求めた上で、手荷物検査や自動車のトランクを開けさせており、発着便が多い時間帯には混雑するなどの弊害も出ていた。年間発着枠が14年度にも30万回に増えることから検問の簡略化に向けた取り組みが必要と判断した。
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