Secure-japan
header


診断
犯罪事例
セキュリティ情報
このサイトについて
  

夜間でも鮮明に映る監視カメラに交換-北九州市
暴力団排除ステッカー掲出の飲食店関係者狙った事件相次ぎ

福岡県北九州市は15日、繁華街に取り付けられている古くなった監視カメラの取り替え作業を行った。同市では、暴力団員の立ち入りを禁止するステッカーを掲示した飲食店の関係者を狙った切りつけ事件などが相次いでいる。
監視カメラの取り替え作業が行われたのは、県の暴力団排除条例に基づき暴力団員の立ち入りを禁止するステッカーの掲示対象地区になっている北九州市小倉北区の堺町や鍛冶町の路上。15日は、これらの地区に設置されている監視カメラ14台のうち9年前に取り付けられ老朽化が進んでいる4台が夜間でも鮮明に写せる最新の機種に取り替えられた。
北九州市では、今年8月以降、ステッカーを掲示した飲食店の経営者などが刃物で切りつけられる事件が4件起きているほか、飲食店が入る雑居ビルを狙った放火事件も相次いでいる。
北九州市の繁華街では、老朽化した監視カメラの交換に加えて、北九州市と福岡県によって計100台の監視カメラが新たに設置されることになっている=既報。
取り替え作業に立ち会った北九州市の北橋市長は「監視カメラの取り替えや新たな設置が犯罪の防止につながればと思います」と話していた。一方、繁華街を歩いていた女性は、「事件が続いて怖いので監視カメラをつけてもらえると少し安心します。ただ、繁華街以外のところも早くカメラなどを設置してほしいです」と話していた。
また、繁華街で飲食店を経営する男性は「自分も狙われるのではないかと不安です。防犯対策は大事なことですが、それよりも早く犯人を逮捕して事件を解決してほしいです」と話していた。


footer