マツダ財団(広島県府中町)は、香川大学が香川県警と共同で取り組む青少年の万引き防止教育プログラムに対し助成金70万円を贈ることになり12日、香川県高松市幸町の同大で贈呈式が行われた。
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香川県の人口1,000人当たりの万引きの認知件数は09年まで7年連続ワースト1位で、10年は2位、11年は4位となっている。同大と県警は10年度から青少年や保護者、店舗などを対象に意識調査を実施。昨年度は県警と共同で万引き防止啓発DVDを制作し、本年度は中学生を対象にDVDを用いた防止教育に取り組んでいる。
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同財団の永松貴文事務局長代理から贈呈書を渡された同大教育学部の大久保智生准教授は、「青少年だけでなく、高齢者や店舗などへの取り組みも進めたい」とあいさつした。
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助成金は防止教育の効果を検証するためのアンケートや資料作りに役立てる。
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