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2,200戸「こども110番の家」、亀岡市で通学路の防犯対策でスタート

京都府亀岡市内で、子どもを不審者から守る取り組みが進んでいる。1日には地域や学校などでつくるアメニティ千代川推進協議会(野々村克己会長)が「『千代川町こども110番のいえ』推進運動」をスタートさせた。亀岡小でも、PTAなどが近く防犯ブザーを全児童に配布する。この「こども110番」は、身の危険を感じた子どもを地域が保護する仕組みである。協力家庭が一時的に子どもを保護し、状況に応じて警察などに電話する。市内では、すでに大井町や吉川町などで先行して始まっている。
千代川町では、これまで通学路の家など約30戸だけだったが、「市内各地で不審者が出没している」として、全戸に拡大した。1日から、地域の全2,200戸に「こども110番」ポスターの配布を始めた。玄関や門の見えやすい場所に張ってもらうほか、事業所にも協力を求める。野々村会長は「防犯意識を高め、地域ぐるみで子どもを守っていきたい」と話している。
また、亀岡小はPTAが中心になり、バザーの売り上げで防犯ブザーを購入。全児童578人に近く配布する。亀岡小PTAの大西聡会長は「校区内に人通りが少ない場所があり、集団下校でも途中から1人になる子どもが多い。犯罪を未然に防ぎたい」と話している。このほか、城西小PTAは、11月中旬から保護者らが下校時のパトロールを続けている。


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