10日午後4時45分頃、松下忠洋金融・郵政民営化相(73)が東京都江東区東雲1の自宅マンションで首をつっているのを妻が発見し119番通報した。松下氏は港区の病院に運ばれたが死亡が確認された。警視庁は自殺とみて、詳しい経緯を調べている。
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東京湾岸署などによると、外出先から戻った妻が見つけた時、松下氏は意識を失っていた。玄関は施錠されていた。松下氏は普段マンションで1人で暮らしていたという。
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松下氏は先週末に地元・鹿児島入りし、9日に東京に戻っていた。金融庁によると、10日は午後から登庁する予定だったが、「登庁できない」と連絡があったという。
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政府は10日、松下氏の死去に伴い、11日の閣議で安住財務相を金融相の臨時代理に充てる方針を固めた。
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一方、衆院鹿児島3区では、公職選挙法の規定により10月28日に補欠選挙が実施される。同日までに衆院が解散されれば実施されない。
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