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「すき家」、強盗対策で利益半減

牛丼チェーン大手3社の12年4~6月期連結決算(吉野家ホールディングスのみ3~5月期)が1日、出そろった。原料となる米や牛肉などの高騰で、3社とも本業のもうけにあたる営業利益が大幅減益となった。
「すき家」のゼンショーホールディングスは売上高が前年同期比4.2%増の988億円、営業利益は56.8%減の21億円、税引き後利益は49.94%減の3億円だった。
吉野家HDは売上高が0.5%減の399億円、営業利益が65.2%減の3億円、税引き後利益は1億円の赤字だった。松屋フーズも売上高が7.0%増の191億円、営業利益が85.0%減の1億円、税引き後利益は87.9%減の6,000万円だった。
牛丼チェーン最大手「すき家」を展開するゼンショーホールディングスは、売上高は4%増を確保したものの、本業の稼ぎを示す営業利益は56.8%減、最終利益は同49.9%減の3億5500万円だった。既存店売上高が前年割れしていることや、米など食材価格の上昇が業績の足を引っ張ったという点は、すでに第1四半期決算での大幅減益を発表した吉野家ホールディングスや松屋フーズと同様の状況だ。
ただ、ゼンショーはこれに加えて「防犯強化のための深夜時間の複数人体制による人件費の増加」も減益要因になったと明らかにした。
すき家では深夜の強盗事件が多発したことを受けて昨年10月、深夜時間帯に複数人数での勤務にすると発表、人件費などのコストは7億円程度増えると見込んでいた。


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