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校名発表して万引き注意喚起後も繰り返す-静岡県監査委員

静岡県東部の県立高校で、昨年度までの3年間に複数のグループの生徒が万引きを繰り返していたことが県監査委員の調べでわかった。万引きの一部は昨年12月に集団万引きが確認された別の県立高校の実名を県監査委員が公表し注意を喚起した後も続いていたということで、県監査委員は2日にも詳しい内容を公表することにしている。
複数の生徒の万引きが明らかになったのは、県東部の県立高校。関係者によると、県監査委員が平成21年度から昨年度までのこの高校を調べたところ、生徒の複数のグループが食品や文房具などの万引きを繰り返していたことが確認されたという。
万引きの一部は、事前に同級生から欲しい物を聞いた上で店から盗む計画的なものがあったほか、昨年12月に県監査委員が万引きが多発した別の県立高校の校名を公表して関係者に対策を促したあとも続いていたという。県監査委員では今回の結果を2日にも発表する予定だが、県教育委員会が今年度から対策に取り組んでいることを踏まえ、校名は公表しない方針。
県教育委員会の安倍教育長は、「万引き対策に取り組む中で新たな問題が指摘されたことを真摯に受け止める。家庭や地域と連携してより生徒の心に届く指導方法を考えたい」と話している。


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