Secure-japan
header


診断
犯罪事例
セキュリティ情報
このサイトについて
  

3・11大津波に流された巨大缶詰型タンク、撤去始まる

宮城県石巻市で3・11大津波に流され、県道に横倒しのままになっていた「巨大缶詰」の撤去作業が30日、始まった。
巨大缶詰は、市内の水産加工会社「木の屋石巻水産」の前に置かれていた魚油貯蔵用の鉄製タンクで、高さ10.8メートル、直径9メートル。大津波で約300メートル離れた県道中央分離帯まで流された。同社は震災を後世に伝えるため保存も検討したが、「震災を思い出す」などの住民の心情に配慮して撤去することにした。
30日は午前8時過ぎから撤去に向けた解体が始まり、ハサミ状の重機が缶詰の胴体部分を切断していった。作業は7月1日までに終わる予定。解体して出た材料は鉄製のテーブルやベンチなどにして一部残し、残りは鉄くずになるという。


footer