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急増する車上狙いで愛知県警・豊橋署が特捜班を結成

愛知県警・豊橋署は27日、急増する車上狙いの特別捜査班を結成した。22人の署員が捜査にあたる。車上狙いに絞った特別捜査班の編成は、愛知県内では初めて。
捜査班は生活安全、刑事一課など各課から選抜し、鑑識担当も参加している。発生した事件によって数人がチームを組んで現場に向かい、証拠や手掛かりを探して犯人逮捕を目指す。同時に、車上狙いの被害を抑止する効果も狙う。当面は年内いっぱい活動し、年明け後は捜査や犯人逮捕の実施効果を判断する考えである。
豊橋市内では今年1月から先月末までに1,109件の車上狙いがあった。昨年同期に比べ64%、433件増えている。
犯人はハンマーなどを使ってガラスを破り、車内の貴重品やCD、ハイウエーカードなどを盗むのが特徴。さらにカーナビやカーオーディオなどが盗まれるケースが目立ち、こうした盗みは781件(22%増)にのぼっている。
犯行現場は、月決め駐車場やスーパーなどの大型駐車場ばかりでなく、道路や自宅の青空車庫にまで広がっている。狙われるのは乗用車や軽自動車、トラックなどとさまざまである。時間帯別を見ると昼間でも3割の被害が出ている。
こうしたことから豊橋署は「犯人の逮捕が被害を減らす近道だが、市民も貴重品を車内に置かないこと、明るく目につきやすい適切な場所に駐車するなどの自衛策をとってほしい」(生活安全課)と呼び掛けている。


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