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強制起訴制度は議論不十分で見直し必要と滝法相述べる |
滝法相は、5日の閣議後の記者会見で、検察審査会の強制起訴制度について、09年に導入された際の議論が不十分で見直しが必要との見解を明らかにした。
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同制度を巡っては、陸山会事件で小沢一郎民主党元代表(70)が起訴され、同党の議員から「弊害が多い」との批判が出ている。民主党内では5月30日から、制度の問題点を洗い出す作業が始まっており、今後、議論が活発化しそうである。
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滝法相は「改革の一環として出発した制度だが、手続きの透明性や、国民の一般常識をどこで反映させるかという細かい議論はしていないように思う」と語り、「見直しをしていかなければならない」と述べた。
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