春休みを前に富山市の蜷川(にながわ)少年補導委員会と富山中央警察署の警察官が20日から、市内の商店などをまわって万引きの実態についてのアンケート調査を始めた。約120のコンビニや書店などを巡回して万引きによる被害の実態を調べる。
|
20日は少年補導員3人が、富山中央署員とともに富山市黒崎のリサイクルショップを訪れ、子どもによる万引きの被害があるかどうかや、被害に遭った場合に警察に通報するかどうか、それに万引きへの対策をとっているかなどについて店員に尋ね回答用紙に記入していた。
|
富山中央警察署によると、少年による犯罪のうち、約40%を万引きが占めているということで、調査結果を万引きを防ぐ対策づくりにいかしたいとしています。
|
なお、富山中央警察署管内の去年1年間の万引き認知件数は225件で、同署ではアンケート結果を広報誌にまとめるなどして少年非行の防止に役立てたいとしています。
|