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都心部でも震度7の恐れ-文科省、東大地震研などの調査 |
文部科学省や東京大学地震研究所などの研究チームは7日、首都直下での発生が予想される東京湾北部地震が起きた際、震度7の揺れが都心部を襲う可能性があると発表した。従来の想定最大震度は6強で、国の防災対策にも影響を与えそうである。
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東京湾北部地震は、国の中央防災会議が想定する首都直下地震の一つ。陸のプレート(岩盤)とフィリピン海プレートの境界で発生するとされ、想定マグニチュード(M)は7.3。都心部では最大震度6強の揺れになるとみられていた。
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研究チームが首都圏の約300地点に地震計を設置し、地下のプレート構造を詳細に調べた結果、両プレートの境界は同会議の想定よりも約5~10キロ浅いことが判明した。地表により近い場所での発生が想定されるため、都心部での予想最大震度は6強から7に上がるという。
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