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児童虐待が過去最悪の39人死亡、性的被害急増-警察庁

警察庁が16日に公表したところによると、11年に全国の警察が摘発した児童虐待事件は前年比32件増の384件、被害児童は38人増の398人で、いずれも統計を取り始めた1999年以降、過去最多だったことがわかった。
虐待で死亡した子どもは前年より6人増えて39人。ゼロ歳児が10人と約4分の1を占めた。このほか、心中事件に巻き込まれたり、出産直後に遺棄されたりするなどして33人が死亡した。
児童虐待の摘発件数は6年連続で増加し、02年以降の10年間で倍増している。近隣住民が虐待の恐れがあるとして通報するケースなどが増え、早期の発見、摘発がしやすくなったことが理由とみられる。
虐待の内訳は、暴行などの身体的虐待が270件と最多で、全体の7割を占めた。次いで前年比43.3%増と急増した性的虐待が96件、育児放棄が17件、心理的虐待が1件だった。
児童虐待の加害者となった保護者は409人で過去最多。実父(134人)と実母(119人)で61.9%を占め、ほかに養父82人、母親の内縁の夫が60人などだった。 


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