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昨年の110番は855万件、災害通報は2割増-警察庁まとめ リスポンスタイム(現場到着時間)の全国平均は6分53秒 |
昨年1~11月に全国の警察本部が受理した110番通報は855万8,988件で、前年同期と比べ0.8(6万7,703件)の増だったことが9日、「110番の日」(10日)を前にした警察庁のまとめで分かった。年間では930万件を超える見込み。東日本大震災などの影響で災害関連の通報が23.3%増え6万7,831件となった。
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携帯電話やPHS(移動電話)からの通報は566万5,474件で全体の66.2%。110番通報に占める移動電話の割合は統計を取り始めた平成4年(3.4%)以降、毎年増えている。110番通報を受けて指令が出てから、警察官が現場に到着するまでの時間(リスポンスタイム)の全国平均は6分53秒だった。
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事件・事故などの緊急の対応を要する通報は全体の73.7%。うち交通事故などの交通関係29.9%▽刑法犯関係5.8%▽けんか口論4.6%▽保護・救護4,3%-などだった。一方、緊急性のない通報は26.3%で、うち渋滞情報や地理案内といった各種照会12.3%▽要望・苦情・相談12%などだった。
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警察では全国統一の警察相談専用電話として「#9110」を運用。警察庁では緊急の対応を必要としない場合は、#9110の利用を呼びかけている。
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