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北朝鮮・金正日総書記が死去、死因は「心筋梗塞」


北朝鮮メディアは19日正午、一斉に「特別放送」を流して、金正日総書記が17日死去したと伝えた。69歳だった。北朝鮮メディアによると、死因は心筋梗塞。一時は脳卒中にかかったほか、心臓病や糖尿病も患っていた。今のところ内部抗争やクーデターの兆候は確認されていない。父、金日成主席の死去を受けて1994年に北朝鮮の最高指導者に就き、周辺国の反対を無視して核開発を進めたほか、外貨稼ぎのため弾道ミサイル開発や麻薬、偽ドル札製造にも動いた。軍部や側近を重用して体制を固めつつ「核カード」を駆使した巧みな外交術で多くの国際支援を得た。

葬儀委員会の名簿では後継指名している三男の金正恩氏(ジョンウン、28)が筆頭で読み上げられた。独裁体制を敷いた最高権力者の死去により、北朝鮮の混乱加速は必至で、北東アジアの安全保障体制も重大な局面を迎えた。

このため、当面は軍部中心の集団指導体制を取る可能性もある。異母弟の平日(ピョンイル)氏や、妹婿の張成沢(チャン・ソンテク)朝鮮労働党行政部長らの動きが鍵を握るとの見方も出ている。

94年に金日成主席が死去した時、北朝鮮は1日半たってから死去の事実を発表。同時に追悼大会の日程や葬儀委員長に後継者の金正日氏が就くことなどを発表した。



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