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被災3県で金庫5,700個を“拾得”、中の現金は23億7千万円

3月11日の東日本大震災発生から先月10日までの4ヶ月間に岩手、宮城、福島3県の被災地で、警察に回収されたり、「拾得物」として届けられたりした金庫は5,700個で、中にあった現金は23億6,700万円に上ることが15日、警察庁のまとめでわかった。このうち96%にあたる22億7,000万円は所有者に返された。
ほとんどは家庭や会社にあった金庫で、行方不明者を捜索する3県警や、がれきを撤去する市民、自衛隊が発見し、回収された。
内訳は宮城県2,420個、岩手県2,370個、福島県910個。津波被害の大きい沿岸部に集中し、岩手県警・釜石署では900個、大船渡署でも840個にのぼった。1つの金庫に入っていた現金の最高額は宮城県石巻市の9,900万円で、所有企業に返還された。ある警察幹部は、「現金取引の多い漁業者の金庫が多かったようだ」と話した。


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