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ラオックスが中国大手の子会社に、震災で中国客が激減

家電・楽器・ホビーの総合量販店「ラオックス」は28日、筆頭株主の中国家電量販大手「蘇寧電器」グループの子会社になると発表した。第三者割り当て方式で新株を発行し、蘇寧グループが引き受ける。経営難で中国企業の支援を得て傘下に入る日本の有名企業は多いが子会社となる例は珍しい。
発行額は計約90億円で、蘇寧グループのラオックスの持ち株比率は34.28%から計65.3%に上昇する。ラオックスは東日本大震災後、主な客層だった中国人客が激減して経営の厳しさが増しており、借り入れや公募増資による資金繰りは難しいと判断した。
新株の発行数は発行済み株式数の約88%に上り、発行額も1株当たり35円と直近の平均値を大幅に下回る。このため8月23日に開く臨時株主総会で、特別決議を得ることを発行の条件にしている。


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