東電・福島第1原発事故で計画的避難区域となり、全村が避難対象となった福島県飯舘村で、村内唯一の書店が15日で休業した。
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店員らは「きっといつか再オープンするぞ」とのメッセージを店のウインドーに貼り、営業の再開を誓った。
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休業したのは1995年に同村伊丹沢に村の出資で開店した「ほんの森 いいたて」。児童書を多くそろえ、立ち読み客も歓迎する雰囲気が人気だった。
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今月末まで営業する予定だったが、村の役場機能が22日に福島市の施設に移ることになり、休業が早まった。
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福島市の避難先から通勤しているという副店長の高橋みほりさん(29)は「お客さんと親身に話せる経営を心がけてきたのに……。原発事故でやむを得ないが、悔しい」と残念がっていた。
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