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「川崎で大規模テロ」を想定し図上訓練、首相官邸や神奈川県参加 |
川崎市で大規模テロが起き多数の死傷者が出た、との想定による図上訓練が25日、首相官邸や各省庁、地元神奈川県自治体、民間団体などの関係者約170人が参加して各所で行われ、緊急時の初動態勢などを確認した。 |
訓練では、川崎市の地下街にサリンがまかれ、数百人の死傷者が出ていると設定され、関係機関には事前に想定内容を知らせずに、次々と災害情報を送る形で進められた。 |
政府は、21日に閣議決定した緊急事態発生時のマニュアルなどに沿い、官邸地下の危機管理センターに首相を本部長とする対策本部を設置し、状況の把握や人命救助活動などの対処方針を決定。一方、神奈川県や川崎市などもマニュアルをふまえ、災害情報の伝達や集約を図った。 |
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