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 安藤警察庁長官が全国刑事部長会議で被災県の治安確保を指示 警察庁は17日、東京都内で全国警察本部の刑事部長を集めた会議を開いた。東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手、宮城、福島各県の状況について、同庁の安藤隆春長官は「治安の安定は、被災者の生活の速やかな回復と復興に向けた取り組みの礎となる」と述べ、全国の警察を挙げ、被災者の安全と安心確保に取り組む姿勢を強調した。 被災県以外でも震災に便乗した悪質商法や義援金詐欺事件が起きているとし、取り締まり強化を指示した。