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 FAXによる犯罪防止システムが初お手柄、明石市ですりの男を逮捕 駅のベンチで眠っていた会社員から財布を盗んだとして兵庫県警鉄道警察隊は22日、窃盗の現行犯で、兵庫県明石市内の無職の男(42)を逮捕した。同日午前1時40分頃、JR西明石駅ホームで、ベンチで寝ていた神戸市内の会社員のポケットから、財布を盗んだ疑い。警戒中の同隊員が同容疑者の犯行を目撃し、逮捕した。 同隊は今月、増加する駅などでの犯罪防止へ、県内の鉄道各駅などと連携し、犯罪情報をFAXで発信、情報提供を求める「SANシステム」を設置。西明石駅に対しても同様の犯行への注意を呼び掛けており、同システム運用後、初の摘発となった。