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自動車盗の被害急増で自動車ショーで防止をPR

愛知県内で自動車盗の被害が急増している。今年1月~10月の認知件数は8,097件。昨年1年間の7,515件を早くも上回り、全国ワーストワンの大阪府(8,292件)に迫る勢いである。愛知県警では「年内に大阪を抜くかもしれない」と危機感を強めており、21日に名古屋市港区の「ポートメッセなごや」で始まった「第13回名古屋モーターショー」(~24日まで)でも、自動車盗難防止のPRを行った。
愛知県警生活安全総務課によると、県内の認知件数は96年以降、増加の一途をたどっている。一方、全国ワーストワンを記録し続けている大阪府は昨年から減少に転じており、千葉、神奈川、埼玉といった関東地方の多発県も同じ傾向だという。「自動車盗グループの行動範囲が移ったのか原因は特定できない」というが、東海3県が相変わらず増加傾向という。
愛知県内統計では、現在1日当たりの盗難件数が約26台、車上狙いが約110台にのぼるという。東京や大阪から自動車盗グループが遠征してくるためか、高速道路のインター近くや幹線道路沿いの被害が多いという。
愛知県警は、モーターショーで自動車の盗難防止を呼びかけるブースを設置し、県内の盗難状況を表したパネルを展示したり、ハンドル固定装置、センサー式警報器、GPSを使った車の位置検索システムといった防犯グッズの紹介コーナーなども設け、「被害の2割はキー付きの車。コンビニエンスストアで買い物をする時などに車を止める時でも、必ずキーを外すという防犯意識を持ってほしい」とPRしていた。


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