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相次ぐ名神高速道路料金所強盗で兵庫県警と道路公団が連携し西宮料金所で防犯訓練

名神高速道路の料金所が襲われる強盗事件が先月から相次いでいる。西宮市今津野田町の西宮料金所で計3件起きたほか、大阪府豊中市の豊中料金所でも1件発生している。兵庫県警は同一犯の可能性もあるとみて捜査する一方、日本道路公団などと連携して対策を強化しており、21日には西宮料金所で防犯訓練を行った。
同料金所では、10月12日午後10時20分頃、2台のオートバイに分乗した男3人組が2ヶ所のブースの係員に刃物などを突き付け、売上金計約43万円を奪って逃げた。17日に県警や有料道路管理者などが緊急対策会議を開いたものの、同28日には、同じく2台のオートバイに分乗した3人組の男が計約15万円を奪った。また、11月3日には計約23万5,000円が奪われた。兵庫県警は、この事件後、料金所に24時間体制でパトカーを張り付けて警戒している。
公団側は10月末、各ブースに監視カメラを設置したほか、独自に警備員を配置した。3件目の事件後は、さらに異常事態を知らせる非常赤色回転灯を他のブースや事務所から見やすい位置に移すなどした。
この日の訓練では、乗用車に乗った強盗を想定し、犯人にふんした甲子園署員が下り線の料金所ブースで、係員にナイフを突き付けて金出せと脅し、札束を奪って車で逃走。係員は非常ボタンを押すなどして警察に通報すると、逃走する車に向かってカラーボールを投げ付けた。約5分後、パトカーが現場に到着すると係員が車や犯人の特徴を署員に伝えた。公団は今後、別の料金所でも訓練することにしている。


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