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昨年、懲戒処分を受けた警察官は前年の1.6倍増

警察庁によると、昨年1年間に懲戒処分を受けた警察官や警察職員は全国で385人に上り、前年の1.6倍に増えた。監督責任を問われた場合を除くと、処分を受けたのは40代と50代が全体の半数以上を占めている。処分の内容は、懲戒免職が48人で03年以降では最も多くなっているほか、停職が70人、減給が136人などとなっている。
理由別では、交番に届けられた落とし物を盗むなどの窃盗や横領行為が76人と、前年より30人増えたほか、異性との不適切な関係やセクシュアルハラスメントも前年の2倍以上の55人にのぼっている。
昨年1月には千葉県警の48歳の警察官が知人の女と一緒に覚醒剤を使用したとして逮捕されたほか、昨年12月には警視庁公安部の48歳の警察官が捜査のための経費を交際していた女性との飲食代に流用したとして書類送検されるなど、40代以上の不祥事が目立っている。
監督責任を問われた場合を除くと、処分を受けたのは40代と50代が全体の半数以上を占めている。警察庁は「40代以上のベテランになると、親の介護や単身赴任など家庭での悩みを抱えることも多く、今後は相談の体制を充実させるなど再発防止に努めていきたい」としている。


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