滋賀県は、ストーカーや住居侵入などの犯罪に直面したときどうすればいいかを示したポケットサイズの冊子(縦15センチ、横10センチ)を12月に発行する。 昨年、県内の犯罪件数が3万2,000件と過去最悪となったため「誰もがいつ被害者になるか分からない」と、県警や県民生活課などでつくるチームが作製したもの。 |
冊子では、住居侵入やのぞき、ストーカー、空き巣、強盗、恐喝、すり、乗り物盗、ドメスティックバイオレンスなど21種類の犯罪について説明。それぞれ(1)被害に遭わないためにすること、(2)犯行に直面したときにすること、(3)その後の対応の3項目に分けて記してある。 |
例えば、ストーカーに遭わないためには(1)郵便受けに鍵をつけるなどして個人情報の管理に注意する、(2)ドアや窓を二重かぎにし、遮光性カーテンをつけるとアドバイスしている。直面したら(1)郵便物は受け取りを拒否する、(2)日時と具体的内容のメモをつけて捜査に備えることを呼びかけている。 |
1万部を作製。希望者に無料で配布する。問い合わせは県民生活課(電話:077-528-3414) |