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110番通報の受理849万件、2年連続増加
~レスポンスタイムは平均6分52秒~

1月10日は「110番の日」だが、警察庁が昨年1~11月の全国の警察が受理した110番通報の状況を明らかにした。受理件数は849万1,285件で、前年同期より23万6,958件(2.9%)多く、2年連続の増加となった。うち携帯電話など移動電話からの通報は559万3,241件で、過去最多を更新した。
事案別では交通事故など交通関係が最も多く全体の30%を占めた。都道府県別で最も多いのは東京都で127万1,222件。大阪府74万3,369件、神奈川県69万3,874件と続いた。警察本部からの出動の指令から、警察官が現場に到着するまでにかかった時間(レスポンスタイム)は平均6分52秒だった。
不急の近隣トラブル相談や生活の悩みといった「要望苦情相談」が過去最多になるなど、緊急性のない通報が目立った。この中には、「洗濯機が壊れて困っている」「インターネット上で知り合った女の子の居場所を捜してほしい」「コインパーキングに使う小銭がないので、お札を両替してほしい」といった内容もあったという。
地理案内や「虚報・誤報」なども加えると、緊急性のない通報は全体の27%に上った。警察庁では、事件事故や災害に関する通報以外は相談専用電話「#9110」を利用するよう呼びかけている。


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