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日本一のメガ書店が22日にオープン ~大阪・キタにジュンク堂&丸善共同で~ |
書店大手のジュンク堂と丸善が22日、大阪・梅田に売り場面積が日本最大となる書店をオープンする。 オープンする「MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店」は、印刷大手の大日本印刷の傘下に入った丸善とジュンク堂が共同ブランドで出す店で、東京・渋谷、広島に次いで3店目。マンションなどが入居する複合ビル「チャスカ茶屋町」の地下1階~地上7階に入る。
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売り場面積6,800平方メートルはジュンク堂最大の東京・池袋本店(6,600平方メートル)を上回り、洋書約7万冊の品ぞろえはJR東京駅前の丸善丸の内本店をしのぐ。丸善書店の工藤恭孝社長は21日の内覧会で、「ない本はないと言われる、 電子書籍より楽しい本屋にしたい」と語った。
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しかし、電子書籍の登場やインターネット通販など書店業界をとりまく環境は厳しい。さらに梅田にはジュンク堂を含め多くの書店がすでに大型店を構えており、競争激化は必至だ。約3億円をかけて9月に改装した紀伊国屋書店梅田本店は「影響は避けられない」と言う。ジュンク堂自身も、今回の超大型店と客層が重なるとして来春頃をメドに梅田ヒルトンプラザ店の売り場を半減させる予定。
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