17日午前7時40分頃、茨城県取手市のＪＲ取手駅の西口のバスターミナルで、停車していた江戸川学園取手中高等学校行きの関東鉄道のバスに男が突然乗り込んで女子高校生などに殴るなどの暴行を加えた。
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男はそのあと、バスを降りて近くの路上にいた人などを殴ったうえ、近くに止まっていたもう１台の学校行きのバスに乗り込んで持っていた包丁を振り回した。16歳の女子高校生をはじめ高校生や中学生など13人が怪我をして病院に運ばれた。怪我をした人の中には一般の乗客もいるという。いずれも命に別状はなく、ほとんどは軽い怪我だという。
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男は近くにいた人にその場で取り押さえられ、殺人未遂の疑いで警察に逮捕された。逮捕されたのは住所不定、無職の男(27)で、警察は持っていた包丁1本を押収した。
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江戸川学園取手中高等学校によると、生徒で怪我をしたのは11人で、このうち7人は高校の生徒で、4人が中学校の生徒だという。右腕を刺されたり頭を切られたりしている生徒もいるが、今のところ命に別状はないという連絡を受けているという。
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関東鉄道取手営業所の職員によると、「当時、江戸川学園行きのバスは2台とまっていて、男はまず前の方にとまっていた1台目のバスに乗り込んで刃物を出して暴れ何人かを刺した。その後、後方に止まっていた2台目のバスに乗り込み、そこで取り押さえられた」という。警察では男の取り調べとともに、現場検証をするなどして犯行の動機や事件が起きた時の詳しい状況を調べている。
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